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改善 2010/02/03
こちらもバリ取り関連ですが、昨年バレル研磨機を導入しました。
バレル研磨とは、槽の中に商品と共に、研磨材やコンパウンドを入れ長時間回転させることによりバリを除去する加工方法です。
先日まではバレル加工の専門会社へお願いしておりましたが、試作の日程は非常にタイトな為商品の運搬、工期などタイムスケジュール的に無理があったので社内で加工することにしました。
バレル研磨のメリットは手作業でバリを取るよりも綺麗で均等にバリを取ることができることです。
砂のような細かな研磨材で研磨しますので、外形だけでなく穴なども綺麗にバリが取れます。
独特のなめらかな肌触りになります。
加工時間は形状にもよりますが、通常ですと約１時間程です。
タイマーをかけてスタートボタンを押すと１時間後には完成しますので仕事の流れは実にスムースです。
特に加工数量が多い場合、
手作業でのバリ取りだと３０分かかるとします。
バレル研磨機だと１時間かかるとします。
仮に機械の方が２時間かかったとしても、その間作業者は違うことができますので、非常にメリットがあります。
技術的には、研磨材の種類が無数にありますので、材質や形状によって一緒に入れる研磨剤が重要になります。
また、ステンレスの金具などによく用いられるのですが、コンパウンドを選定すれば表面を光らせることもできます。（光沢バレル）
写真ではわかりにくいですが、ステンレスの金具などに指定されることが多いです。
バレル研磨の必要な商品のご依頼もお待ちしておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
株式会社ウシオ
代表取締役 満潮 功
