サービス体制
3Dデータによる製作
3Dデータによる製作について
最近、お問い合わせをいただく際、
「3DCADで製作できる板金加工会社を探しているけど、なかなか見つからない」
というようなお話をよくお聞きします。
試作品を3Dデータから製作可能な板金加工会社は、日本全国に何十社、何百社とあるわけですが、お客様の営業されている地域は様々です。
「3DCADで製作できる板金加工会社を探しているけど、なかなか見つからない」
というようなお話をよくお聞きします。
試作品を3Dデータから製作可能な板金加工会社は、日本全国に何十社、何百社とあるわけですが、お客様の営業されている地域は様々です。
・現状お付き合いをしている加工会社では2Dでの製作しかできない。
・自社の付近の加工会社では2Dでの製作しか出来ない。
・存在しているのかもしれないがHPが無ければ知りようがない。
・3Dで製作できる加工会社を探すのが面倒。
・自社の付近の加工会社では2Dでの製作しか出来ない。
・存在しているのかもしれないがHPが無ければ知りようがない。
・3Dで製作できる加工会社を探すのが面倒。
このページをご覧になられているお客様の中には、上記のように感じたことがお有りの方も多数おられるのではないでしょうか?
株式会社ウシオでは2001年に3DCADを導入しました。
当時、樹脂など切削業界では3DCADが主流となってきておりましたが、板金業界では3Dデータの認識は薄く、またソフトの価格も高額だった為、導入する会社は皆無でした。
しかし、「ものづくり」の経験が浅い者でも形状を瞬時に理解できる3DCADを見た瞬間、今後は「3Dでのものづくり」が主流になっていくものと確信し即導入いたしました。
実際導入してみたものの3Dデータを取り扱うメーカー様もなく、しばらく使用する機会はありませんでした。ところがその後徐々にメーカー様でも3Dデータでの設計が主流となり、現在では2Dでの手配よりも3Dでの手配の方が多くなっています。
ウシオでは導入が早かった分、操作やデータ互換など徐々に蓄積されたノウハウがあります。
また当然のことですが、毎年最新バージョンへの更新をしておりますので、常に最新バージョンの「シートワークス」「ソリッドワークス」での対応が可能です。
3DCADで設計されている担当者様には、ぜひ3Dデータのままで手配いただくメリットを知っていただき、スムースな試作手配に移行され、時間効率の改善をはかっていただけますようご提案申し上げます。
現状の板金製作に使用されている主なデータ郡
その他読み込み可能な拡張子一覧
フォーマット | 拡張子 | バージョン |
---|---|---|
ACIS | *.sat, *,sab | ~R24 |
Parasolid | *.x_t, *.x_b | ~25 |
STEP | *.stp, *step | AP203 E1/E2, AP214 |
IGES | *.igs, *.iges | 5.1~5.3 |
CATIA V5 | *.CATPart, *.CATProduct | R4~R21, V5-6R2013 |
PTC | *.asm, *.neu, *.prt, *.xas, *.xpr |
WildFire 5, Creo Elements/Pro 5.0, Creo Parametric 2.0 |
Seimens NX | *.prt | Unigraphics V11~NX8.5 |
SolidWorks | *.sldprt, *sldasm | ~2013 |
SolidEdge | *.par, *.asm, *.psm | 19~20, ST~ST5 |
お客様における現状の流れと問題点
【現状の流れ】
現状手配方法の問題点
お客様 | 図面の製作に時間がかかる。 |
---|---|
加工会社 | 図面を解読する知識が必要。 複雑になればなるほど形状認識に時間がかかる。 複雑になればなるほど経験者しか製作できない。 特に見積り時には無数の寸法線が入るため余計に複雑に見え、理解しづらい。 完成を想像しながら製作するので時間がかかる。 |
すでに3DCADにて設計されている場合
そのデータで手配しないと時間=コストの無駄です。
3Dデータで手配した場合のメリット
【流れ】
メリット
お客様 | 手配が容易になります。 生産計画日程が短縮でき、その時間で次の設計に入ることができます。 寸法の記入ミスがなくなります。 |
---|---|
加工会社 | 形状認識が一目瞭然です。 製作可否の判断や見積り時間が短縮されます。 受注後即加工に入ることができます。 加工会社でも基準線の取り違えミスや寸法の読み違いミスがなくなります。 |
【補助図について】
最もスムースな製作手配は下記3点セット
もちろん、下記のどれかがあれば、製作は可能です。しかし、よりスピーディーに、より製作ミスを少なくしようとすると、3点を揃えて手配いただくことが、手配側、製作側にとって、最もスムースな結果になります。
例えば、
【PDFデータがあると】
例えば、
【PDFデータがあると】
・文字化けなどに対応できる。
・寸法交差などを把握できる。
【2Dデータがあると】・寸法交差などを把握できる。
・3Dから2Dなどの、変換作業を削減できる。
・寸法公差などを把握できる。
【3Dデータがあると】・寸法公差などを把握できる。
・形状全体を回転させて、形状認識が一瞬で出来る。
このように、3点のデータが揃っていると、製作側の不明点がほとんどなくなることで、手配側への問い合わせが無くなります。よって、お互いの無駄な時間が削減されることになります。各メーカーの設計部署などをはじめ、現在ではこの3点セットにて、試作手配がされるケースが増えています。
お客様にとりましても設計開発にかかる時間は他メーカー様との競争において重要な要素であると考えます。3Dデータでの手配へ移行することにより設計から試作品完成までの大幅な時間短縮が可能となり結果予算の削減にもなります。
さらに短縮した時間を次の開発やその他の有益な時間として利用することも可能です。設計担当者様の製作手配負担を減らすためにも3Dデータでの手配を社内でご提案されてみてはいかがでしょうか?
さらに短縮した時間を次の開発やその他の有益な時間として利用することも可能です。設計担当者様の製作手配負担を減らすためにも3Dデータでの手配を社内でご提案されてみてはいかがでしょうか?