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改善 2012/06/12
今年も電力不足が問題になっています。
昨年の電力不足は、電気のことを考えるきっかけになりました。
テレビなどでも何度か「工場の使用電力を削減する」というような特集番組を観ました。
昨年、節電をしよう！と、社内で活動を行った結果、多少デマンド値が下がりました。しかし、数値的な根拠はなく、たまたまという判断にもなってしまいます。
今年は、より具体的に節電効果を確認できるように、デマンド監視システムを取り付けました。
現在の電気使用量が常に確認できます。
弊社では、毎年６月１日から９月３０日までをエアコン使用期間としています。
ですので、１年の中で、この４ヶ月間のデマンド値が最も上昇します。
逆に考えますと、この４ヶ月間のデマンド値を管理すれば、１年間の基本料金を調整できることになり、結果節電にもなります。
設定したデマンド値に近づくと、液晶画面の色が変わりブザーが鳴ります。
これらの合図により、一時的に電力使用量が上昇していることがわかり、調整可能な設備を一旦切り、デマンド値の調整をするというしくみです。
製造業ですので、生産設備を停めたりすることは難しいですが、エアコンなどは数分であれば可能だと思っています。
他にも、工場の８箇所の蛍光灯に個別スイッチを取り付けたりもしました。
節電の結果は１０月に出ます。
実際に効果を実感できたら、お付き合いのある他の工場にも効果をお伝えしたいと思います。
代表取締役 満潮 功
