加工技術紹介
クリンチングファスナー(カレイナット)
カテゴリー : 加工技術
板金にネジを創造する方法としてはバーリング加工が一般的ですが、バーリング加工ではせいぜいネジ山は板厚分位しか創造することができません。そこでよく使われるのがクリンチングファスナーです。同じ用途でスタッド溶接もありますが、最近はこのクリンチングファスナーの使用頻度が増えています。
<長所>
・種類が豊富。(長さ1mm単位など)
長さの種類が豊富なので基盤などを取り付ける際の高さ調整が可能です。
・スポット焼けが発生しない。
・スポット溶接のヒゲが出ない。
・加工が容易(プレスで押し込むだけ)
<短所>
・素材に穴を空ける必要があります。
・回転方向への負荷には強いが、上下の方向へは弱い。(ハンマーでたたくと簡単に外れる)
・在庫が無い場合、ある程度まとめて購入する必要がある場合がある。(10~100本単位など)
メーカー | POP(ポップリベット)、EUROTEC(ユーロテック)、BOHSEI(ボーセイ)、FABACE(ファブエース) |
---|---|
入手納期 | 2,3日間 |
数量 | 1個~(在庫のあるもの) |
在庫 | お問い合わせください。 |
その他 | お問い合わせをいただきました際には、カタログのコピーを送信し、長さなどをご一緒に検討させていただきます。 |
ウシオでは多数の種類の在庫を所有しています。また、複数メーカーの商品を購入することが可能です。クリンチングファスナー、カレイナットへのご質問など、どうぞお気軽にお問い合わせください。