製品紹介
ベースASSY
カテゴリー : SECC , 曲げ加工 , Mサイズ , アルミ , 複合組立品
SECCとアルミのアッセンブリ品です。カシメの方法がバーリングカシメになっています。量産時には普通にかしまると思いますが、試作時には納期も無い中での加工となりますので、SECC側は少し高い目にバーリング加工をし相手側のアルミには皿もみ加工をすることで「かしめしろ」をつくり、かしめています。画像では確認しづらいと思いますが5箇所でかしまっています。
材質 | SECC 0.8mm、A5052 1.0mm |
---|---|
サイズ | 180mm×145mm |
数量 | 15個 |
用途 | カーオーディオ関連部品 |
製作時間 | 受注後4日間位 |
バーリングカシメのメリットはスポットのヒゲと呼ばれる火花のスパッターなどが発生しないことです。このスパッターが発生しますと商品組み込み後に母材からはなれることにより、異音の発生原因や電気接触部分に影響を与えるなど不具合の原因になります。デメリットはスポット溶接よりも工数がかかります。スポット溶接ですと重ねてそのまま踏むだけですが、カシメはバーリングをしてその後一箇所づつかしめ加工をする必要があります。