加工技術紹介
文字刻印
カテゴリー : 加工技術
商品に品番などの刻印を入れる場合下記のような方法が用いられます。
(1)刻印型を製作してプレスなどで加工
(2)ローマ字と数字の刻印セットを用いて一文字づつの刻印加工
(3)シルク印刷
(4)タレパンによるドット加工
弊社では製作品の大半が試作品ですので、図面に品番刻印の指示があっても、加工は不要となる場合も多いのですが、少量の製品である場合や、開発の最終に近い試作の場合は刻印が必要になる場合もあります。
昨年、タレパンを導入するまでは(1)~(3)に対応しておりましたが、現在では(4)にも対応が可能になりました。
試作の場合(4)のメリットがたくさんあります。
・金型が必要ないので、刻印型の製作日程と費用が不要
・ローマ字、数字、ひらがな、カタカナ、漢字に対応
・文字の大きさが自由
ドットによる刻印加工は、昨年導入しましたサーボ式のタレパンだからこそできる加工です。
プレスの構造が従来のクランク式ではなく、サーボモータ式になっているので、プレスの下死点を自由に変えることができるのです。
※グリーンの画像はキズ防止の保護ビニールが貼られた状態です。
対象材質 | アルミ |
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板厚 | 1mm |
可能文字 | ローマ字、数字、漢字、ひらがな、カタカナ |
表面用、裏面用両方の金型を保有していますので、表面、裏面に、つかみ替えすることなく同時に加工が可能です。