![]() トップページ >プレスと試作のコスト分岐点
プレスと手造り試作のコスト分岐点3DCADの発達により、設計環境はこの10年で大きく変化しました。
組み立てから動作確認、また力量計算まで画面上でのシュミレーションが可能になったことにより開発期間は短縮され、ひとつの商品に対しての試作回数、実際の試作時の製作台数も減少しました。また開発期間が短縮されることにより製品がモデルチェンジされる期間も短縮されることになり量産品の企画台数も激減しています。一方それにともないモデルチャンジ後のいわゆるサービスパーツの種類は増大し、生産中止後のサービスパーツの入手が困難となってきます。そんな中、ロット数の少ない量産品やサービスパーツを「手造り試作」で製作する案件も増えています。
「プレス型による量産試作と手造り試作、はたしてどちらの制作方法がよいのか?」
よくこんな質問をいただきます。当然その商品内容によって選択方法は違ってきます。
どちらかを決める要素として、企画数量や材質、大きさ、形状の難易度などがありますが、中でも最も大きな要素は企画台数であると考えます。基本目安は1,000台くらいではないでしょうか?もちろんそれ以上の数量を手造り製作することも可能ですが、一品づつの手造りですのである時点より効率化がはかれなくなるため、結果時間がかかりコストが上がってしまうことになります。 ●見積もり比較例
製作単位:500台/年、製作単位:1000台/年、製作単位:5000台/年の場合の比較値
![]() ●リピート品の豆知識
「手造り」の製作方法は、一曲げずつブレーキプレスの金型をセッティングし、寸法出しをして製品を曲げます。この段取り作業は5個の場合でも、500個の場合でも同じ時間がかかります。また実際の製品についても人間が一箇所ずつ曲げますので、曲げの回数分時間がかかるため、むやみに在庫品を作るようなことはできません。
ですので、500個、50個、5個、1個と発注数量が変化しますと製品単価も変化します。 一方量産品の場合、金型が完成しますと以後の製品については数秒でできるような場合もあり、ある程度の在庫をもつことも可能となります。
毎回の発注数量が違っても同価格を維持することが可能となる訳です。 |
|||||||||||||||||||||||||||






